5月 27, 2018

フロリダグレープフルーツのピークシーズンには、より甘くてジューシーな果物が

1月にピークシーズンが始まると、フロリダのグレープフルーツは本当に輝きを増します。

フロリダ州バートウ－フロリダグレープフルーツのシーズンがたけなわとなり、フロリダ産柑橘類のユニークな味わいが、現在、全国の店舗でお楽しみいただけます。

しかし、大自然の甘さをもっと堪能したい方々は、もう少しだけ我慢してください。

気温が低下すると、フロリダグレープフルーツはより甘くてジューシーになり、1月からピークシーズンに達します。

フロリダグレープフルーツが本当に輝きを増すのはピークシーズンの間です。

フロリダの亜熱帯気候でさらなる時間を過ごすことで、甘い味わいが増強され、どんな味覚にも訴えかけるグレープフルーツが出来上がります。

「世界中の多くの地域でグレープフルーツが生産されています」と、フロリダ州政府柑橘局の事務局長 Doug Ackerman 氏は述べています。「しかし、フロリダを人気の旅行先にしている秘訣は、私たちのグレープフルーツを素晴らしいものにしている秘訣でもあるのです」フロリダの気候は何物にも勝るのです。」

フロリダのグレープフルーツの多くは、州のインディアン川地域で栽培されています。フロリダの東海岸に位置するインディアン川は、デイトナからウェストパームビーチまで200マイル以上にわたり南に伸びています。

この地域には、砂とコキナの石灰岩でできた地層であるアナスタシア層があります。地表のすぐ下にこの層が位置していることで、柑橘類の果樹の根系が成長サイクルの過程で必須のミネラルや栄養素を取り入れることを可能にしています。

平坦な地形と高い地下水面とが組み合わされることで、これらのユニークな特性がグレープフルーツにとって理想的な栽培環境を作り出し、果物の高い品質に寄与しています。

風景は美しいですが、果物はいつもそうであるとは限りません。

「フロリダの栽培シーズンにはグレープフルーツの味わいを増強する日光、湿度、雨ですが、これらがその外観を損なうこともあります」と、インディアン川地域に拠点を置くフロリダのグレープフルーツ生産者・包装業者である Mike Garavaglia 氏は言います。「フロリダグレープフルーツは外観ではそれほど美しく見えないかもしれませんが、味は確かだということを皆さんに今一度お伝えしたいです。」

その証拠はフロリダグレープフルーツが世界中で受けている評判にこそあると、FDOC の国際マーケティング担当ディレクター Michael Schadler 氏は述べています。

フロリダ州の生産者は、果物を全国に、そして世界中に出荷しています。フロリダグレープフルーツの57%以上が米国外に出荷され、日本が最大の輸出市場となっています。

素晴らしい味わい以外にも、多くの人々がフロリダグレープフルーツを楽しむ主な理由の1つは、その栄養上の利点です。ビタミンCが豊富で、中サイズのグレープフルーツの半分だけで1日の推奨量の100%に達します。

シーズンが長く、果物の味わいはシーズンを通して変わるので、フロリダグレープフルーツは多くの料理に使える万能食材でもあります。

「糖分の含有量が少ないシーズンの早い段階では、フロリダグレープフルーツは、甘めの料理や塩辛い料理にピリッとした味わいを添えます。一年を通して、100%フロリダグレープフルーツジュースはそのままでも、料理の食材としても楽しむことができます」と、Schadler 氏は言います。「しかし、フロリダグレープフルーツがピークシーズンになると、スプーンですくって食べるのが最上の食べ方です。砂糖も必要ありません。」

今年のフロリダグレープフルーツの収穫量は若干減少すると見込まれており、シーズンの終わりまでに1,500万箱が予想されていますが、数年の急激な現象の後、グレープフルーツの生産が安定してきているという指標があります。これらの減少は、大部分はカンキツグリーニングがこの業界にもたらした壊滅的な影響によるものです。

小さな昆虫によって広がる細菌病ですが、カンキツグリーニングの治療方法は知られていません。しかし、生産者はフロリダグレープフルーツの生産量を維持し、品質を改善するための革新的な処置方法を見つけ続けており、科学研究に数百万ドルが注がれています。

「フロリダ州の柑橘類業界は大きな課題に直面しているにもかかわらず、回復力を保ち続けています」と Ackerman 氏は語りました。「フロリダグレープフルーツは、依然として消費者に最高の体験を提供しています。そしてこのことはフロリダグレープフルーツのピークシーズンを迎える今、胸に留めておくべきことです。」

フロリダ州政府柑橘局について

フロリダ州政府柑橘局は、フロリダ州の柑橘類産業のマーケティング、研究、規制を担当するフロリダ州政府の執行機関です。その活動は、生産者によって支払われる、商業チャネルを通じて流通する柑橘類の各箱にかけられた税金によって資金提供されています。この産業は約76,000人を雇用しており、毎年約90億ドルの経済的影響を州にもたらし、数億ドルの税収を拠出してフロリダ州の学校、道路、医療サービスを支えることに役立っています。フロリダ州政府柑橘局の詳細については、FloridaCitrus.orgをご覧ください。